Contents
最初に
留学生活を成功させるにはどれだけ先に準備をしているかが鍵だと思います。
現地に留学すれば覚醒して一気に上達するという幻想を持つ人がいますが、留学をしたからと言って人は直ぐには変われるものではありません。
私がそうでした。
それなりに行く前に勉強して、それなりに目標を決めて、それなりにプランを立ててはいました。
もちろん現地に入ってからアドレナリンが出てやる気が出るというのも感じました。
ただ意外と雑念が入ったり、迷いが生じたり、焦りが生じたりとなかなか計画通りに行かないことも多かったです。
私は留学を通して英語スキルの上達や人生経験、そして留学後の生活においても非常に多くのことを学ぶことが出来ました。
留学を選択をしたことを全く後悔していません。
もし留学を考えている方がいましたら是非実りある留学生活を送って欲しいと思いますので、一つの参考として読んで頂ければと思います。
かなり当たり前のことが多いですが、その当たり前のことを予め意識して準備するだけでも違いは大きいです。
School Withのような経験談を読むのもいいと思います。
経験者の話を聞いて(読んで)考えることは非常に重要です。
但し良い側面ばかりを捉えずに、自分だったらどうだろう?と考えるこも忘れずに実施してください。
自分の実力を把握する
留学を考えている以上はまだまだ自分の英語の力は不十分だと考えている筈です。
もっと英語を流暢に話せるようになりたいとか、収入を上げるために英語ができるようになりたいなどの目標があると思います。
ここをもっともっと深堀りしてください。
・多少自分が思っていることを伝えられるがまだ流暢ではない
→スムーズに言葉が出てこない
→知っている単語が少ない(語彙力が無い)
→表現方法がワンパターン
→いかにも日本人が話す英語になる
・ある程度聞き取れるが理解できないことも多い
→オンラインレッスンではある程度聞き取れるが、洋画やYoutubeの動画は殆ど聞き取れない
→相手によって会話がスムーズであったりぎこちなくなったりすることがある
→同じ内容のことを自分では英語で話せるが、先生が使う表現だと理解できないことがある
・日常会話はできるがビジネスで使う英語が分からない
→普段使っている表現は使うことができるが、状況が変わると英語で表現できない
まだまだ色々あると思います。
まず上記のように自分の実力を客観的に把握してください。
そして自分がどうなりたいのかを考えてみましょう。
目標設定は何をするにしても重要です。
上記の事をやったらその内容を英語で相手に伝えられるようにしておいてください。
これには2つのメリットがあります。
一つ目は先生と共通の認識が持てることです。
先生は何故あなたがフィリピンに来てまで英語の勉強がしたいのかを聞いてくると思います。
そういったことを気にしない先生は変えた方がいいかもしれません。
留学はそれなりの期間があると言っても有限です。
相手に自分の実力が現状この位で、留学を通してこれを実現したいという目標を伝えることが留学のスタートです。
二つ目は留学中に自分の勉強がブレなくなることです。
私の場合は今まで出来ていたこと(出来ていたと思っていたこと)がいざフィリピンでの生活でできていなかったことを経験したり、他の生徒がやっている勉強方法を見て真似をしようとしたりしてました。
もちろん留学が進むにつれて新たな側面、方法が見えてきたりします。
学習プランの変更はあるのは間違いではありません。
私は上記のことをあらかじめ実施した上で学習プランが変わっていくことと、実施せずにただ単に場当たり的にあれもこれもやっていくのとでは大きな違いがあることを身をもって感じました。
現地の生活に必要な単語・表現方法を予め覚えておく
留学をする場合大体の人は1日4時間~6時間のレッスンを選択すると思います。
私は4時間のコースを選択しましたが、それでも予習・復習で大変でした。
最初は4時間のコースを選んでおいて、増やしたくなったら追加することをお奨めします。
減らすのはお金のリファンドの有無の関係や、どの先生をカットするかなど色々なことに気を使うのでできるだけ避けた方がいいと思います。
学校側は増やすのも減らすのも対応しますという所が多いですが、減らすことについてはあまり協力的には動いてくれません。
現地生活で使う単語や表現を準備していくとメリットをお伝えします。
留学生活は授業以外にも多くの要素で成り立っています。
フィリピンでこういう経験がしたいという願望があったり、体調不良やその他問題が発生したときを対処する場合があります。
中でも体調管理は最も重要な要素の一つです。
正確に自分の状態を伝えられることがとても大切です。
[例]
・頭が痛いをI have a headacheと言えてもmigraineという単語を知らない
・昨日飲み過ぎて二日酔い(hangover)が原因であることを伝えられない
・下痢(diarreah)をしていたもstomachacheという単語しか出てこない
・sick(sickness)、disease、illnessの単語の意味の違いを知らない
→通常フィリピンで体調不良になった場合に使う単語はsick(sickness)だと思います。
diseaseは重い病気であったり、illnessもmental illness(精神病)などのような時に使います。
普段の環境との違いで体調を崩すことも十分考えられます。
都心部は排気ガスなどが原因で空気が悪いです。
私は直ぐにのどが痛く(sore throat)なりました。
また下痢も何回か経験しました。
※原因についてはこちらの記事でも少し触れていますので、良ければご参照ください。
もちろんその時になって調べることも重要ですし、それからでも遅くはありません。
但し予め準備しておけば直ぐに実践で使えますし、そうやって使った表現は忘れません。
学ぶことの全てにおいて共通していますが、勉強⇒実践で覚えたことは忘れません。
スポーツでも練習でやってきたことが試合でうまくいったことは、体で覚えているので次の試合でもうまくいくことが多いのと似ていると思います。
あまり細かいことまでこだわってリスト化したりする必要はありませんが、ある程度準備しておくことをお奨めします。
資金管理
英語とは直接関係ありませんが、留学生活においては非常に重要です。
何人かも生徒が金欠になりずっと気にしている人がいました。
余計な心配事は勉強の妨げになります。
・現地で使えるお金を予め準備・計算しておく
・足りなくなったら引き出せるお金を準備しておく
・万が一それも足りなくなったら家族に入れてもらえるように伝えておく
せっかくの海外での生活なので全てにおいて節約をしていると、せっかく経験できるチャンスを逃すことになります。
やはり楽しみながら留学生活を過ごしたいですよね。
常に余裕をもって行動できるようにしましょう。
・予めある程度日本円を持って行きフィリピンペソに変えておく。
・現地で使用できるキャッシュカードを持っておく
これらはとても重要です。
以前は新生銀行のキャッシュカードはそのまま現地のATMでお金を引き出すことが出来ました。
昨年に別のプランに変更しないと引き出せなくなりました。
自分の使っているカードが留学中にフィリピンで使えるかどうかは確認しておいた方がいいでしょう。
足りなくなって補助してもらっても引き出せないなどになると焦りますよね。
万が一のときは学校に振り込んでもらって、それを受け取るなども可能だと思いますが非常に面倒だと思いますし、急には対応できないこともあると思います。
フィリピンの物価についてはこちらの記事を参考にしてください。
最後に
今回は3つのポイントに絞ってみました。
私は自分の経験上これら3つのことが最も基本的な要素だと考えています。
もちろんもっときめ細かくプランを立てるのも良いと思います。
ただこれら3つのことは忘れずに行っていただきたいと思います。
ご参考になれば幸いです。
留学中にやった方がいいこと、気をつけた方がいいことなどは改めて別の記事でご紹介できればと思います。