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はじめに
フィリピンでの恋愛についてご紹介いたします。
ここでは小手先のテクニック等ではなく、こうすれば成功するなどの方法の紹介ではありません。
但しフィリピンの恋愛にはこういった風習、文化、考えが根底にあるということを知ることはとても重要だと思います。
フィリピン人の恋愛に対するスタンスは大別して2つ
これからご説明することについて異論を持つ人はいると思います。
但し何人かの友人に同じ事を言われて、なるほどと感じることが多かったのでお伝えしたいと思います。
これは女性に関することで男性には当てはまらないので注意して下さい。
2つのタイプ
(1)モダン型
(2)トラディッショナル型
特にこういった一般用語がある訳ではなく、意味について理解して頂ければと思います。
(1)モダン型
いわゆる現代っ子のイメージをして下さい。
都心部に住んでいる人の多くは我々日本人とあまり変わりが無くなって来ています。
好き合った者同士が普通に付き合うという感覚を持っています。
友達 ⇒ 恋人というステップになります。
全体の80%くらいかなと思います。
(2)トラディッショナル型
このタイプの人は下記の特徴があります。 ※女性の場合です。
・恋人関係になるのに親の許可が必要
・お互いが好きでも直ぐにはYESと言わない
・強引なタイプを嫌う
いわゆるお堅い人とか戦前の日本人のイメージに近いと思います。
最近では減ってきました20%くらいの女性は全てではなくても2個くらいは当てはまります。
ざっくりとこういった特徴があるということを知っておいて頂ければと思います。
Suitor(スーター)というステータス
お互いが好きである状態をMutual Understanding、通称MU(エムユー)と言います。
我々であれば当然「付き合っている」状態になります。
でも先程のトラディッショナル型の人だとそれではまだ恋人とは言えない状態です。
まず男性はその状態でも努力する必要があります。
その行為、状態をcourting(コーティング)といいます。
courtとは「付き合う」という意味もありますが、この場合は「求愛する」を意味します。
その状態の人(男性)をSuitor(スーター) = 求愛者と呼びます。
なので彼は恋人なの?と聞いたら「違う。スーターだよ」と返ってくることがあります。
フィリピンだとその状態が1年でも3年でも5年でも続くことがあります。
それは年齢、家族、その人の経済状況など様々な要因で期間が変わります。
基本的にフィリピン人は男性、女性問わずロマンティックな人が多いですが、
それでもその期間が長すぎて男性の方がギブアップすることがあります。
日本人が特に遠距離恋愛でそれを実践するのは中々ハードルが高いと思います。
本当に好きなら覚悟が必要だと思います。※典型的なトラディッショナル型の人の場合はです。
告白は男性から
これは上記2つの型に関係無くフィリピンではいまだに一般的な考えです。
女性の方から告白するのは信じられないという考えを持つ人は多いです。
必ず男性の方から気持ちを伝える必要があります。
ちなみにこの記事でも書きましたが、ネットで甘いフレーズを探したり、安易にMahal kitaを使うのは止めた方がいいと思います。
タガログ語や現地語を自分の言葉として伝えられるのであればいいですが、
もし普段英語で会話をしているのであれば英語で伝えた方がいいと思います。 ← これ重要
今回はまずおおまかに分けてフィリピン人の女性は2つの傾向があるということをお伝えしました。
機会があれば続編、もしくは補足の記事を書きたいと思います。
参考:[フィリピン人講師のオンライン英会話] 先生に対して恋愛感情を持つことについて