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はじめに
今回は日本の成田空港からフィリピンのマニラ空港へ行くとき、及びフィリピンから日本へ帰ってくる時の概要等についてお伝えしたいと思います。
チケットの買い方や細かい行き方については別の機会にしたいと思います。
私は普段、フィリピン航空を利用してフィリピンへ行っていますので、そちらについてご紹介したいと思います。
※2018年12月の時の内容となります。
フィリピン航空とは?
フィリピンで初めて4星を取得した航空会社で、通称PAL(パル)と呼ばれています。
こちらの記事でも少し触れましたが、フィリピンに行く手段としては値段は高めに設定されています。
その分信頼できる航空会社と言えると思います。
メリット
・高い信頼性と安心な対応
・フィリピンに専用の空港(ターミナル2)を持っているので、空港で迷わない
⇒ターミナル1とかでかくて色んな航空会社が入っているので分かりづらい
・エコノミーの席でもLCC程窮屈さを感じない
デメリット
・料金が高い。LCCでプロモーションをやっている場合は、値段が何倍も違ってしまう。
こぼれ話
随分前にLCCのジェットスターを使ってフィリピンに行ったときの話です。
確か現地の22:00位にマニラ空港についたのですが、預けた荷物がなかなか出てこないのでずっと待っていると何やら怪しい雰囲気がたちこめてきました。
何やら怒鳴り声やらなにやら。。。
私達の荷物がどうやら届いていないとの事です。
後日送られてくるからまた取りに来いという情報が聞こえてくるのですが、何せ職員からははっきりした返答が無いので何時間も待つハメになりました。
深夜の1時頃にはその日は諦めて去っていく乗客が出てきたので、空いた職員に再度聞きに行きましたが、何度「excuse me」と真正面から話しかけてもガン無視され続けました。
結局は3日後に空港に行って届いた荷物を受け取る事が出来ました。
その時はフィリピン人の知人がいたので何とか対応できましたが、私一人では3日後の荷物を手に入れることすらできたか微妙です。
ちなみにその時の保証は一切ありませんでした。
コストと品質のリスクヘッジになりますが、安心を求めるならPALをお奨めします。
まずは旅券購入
フィリピン航空のサイトで航空チケットを購入します。
とりあえず行きのチケットを買って、向こうに行ってから帰りのチケットを買うというやり方はできません。
フィリピンに行く際は入るだけのチケットしか持っていない人は、入国することはできません。
※多分成田でもそう言われると思います。
もし行く日は決まっているが帰国する日は状況次第で変動するという場合は、
とりあえず一番可能性の高い日の分を購入しておき、
変更があった場合は帰りの分のチケットを再購入する必要があります。
成田空港から出国手続き
フィリピン航空を利用する場合は成田空港第2ターミナルを利用します。
まずチェックインをする際はパスポートと旅券が必要になります。
チェックイン終了の時間が以前よりも早くなったので、余裕を持って行動する必要があります。
旅券を見せる際は購入したことを証明できれば良いので下記のいずれかの方法で対応可能です。
・旅券を印刷したものを見せる
・メールに送られてきたチケットの画面(メール本文)を見せる ※スマホ/PCの画面を見せる
以前はメールに旅券のpdfが添付されて来る形でしたが、最近ではメール本文にチケットが記載される内容になっています。
私は旅券を購入してメールが来た後にフィリピン航空へ電話をして、旅券をpdfの形で下さいと依頼しています。
前回チェックインするときに印刷した旅券やスマホの画面を見せることができない場合はどうなるか聞いてみました。
[フィリピン航空職員の返答]
時間があれば情報を照合し印刷できるかどうかの努力は可能かもしれません。
但し混雑状況や端末の使用状況によっては確約はできません。
また仮に日本から出国する際に出来たとしてもフィリピンから出国する際は対応はしてもらえないと思います。
との事でした。
私は旅券は複数印刷してキャリーバック、手持ちバック、自分のポケットに保管する様にしています。
またスマホで受信できるメールアドレスに受信した旅券のメールを転送しています。
更に万が一のため送られてきたpdfの旅券をスマホの中に入れておいていずれかの方法でも対応可能にしています。
チェックインの後から搭乗手続き[成田空港]
チェックインはとにかく早:めに済ませておいた方がいいでしょう。
私は朝9:30のフライトの時は6:45には空港でチェックインに並べるようにしています。
フィリピン航空のチェックインは一番端(奥)の場所にあります。
チェックインが終わっても搭乗手続きまでは時間がありますが、
常に少し待つくらいが丁度いいです。
備品や薬など不足分があれば購入する時間があるからです。
荷物には飲み物など水分が無い様にしましょう。
バッテリー類は預ける荷物(キャリーバックetc)に入れておくことはできません。
手荷物に限り一つ持ち込みが可能です。
搭乗からマニラ空港まで
飛行機に乗ってしまえばあとはフィリピンのマニラ空港に着くのを待つだけです。
マニラ空港はニノイ・アキノ空港(Manila Ninoy Aquino International Airport)で、通称NAIAと呼ばれます。
フィリピン航空の場合はNAIAのターミナル2に着きます。
上記の通りターミナル2の場合はフィリピン航空のみなので迷わずに入国できると思います。
乗り継ぎか入国かで分かれる場所がありますが、そこさえ間違えなければ普通に出れると思います。
入国手続きの場合は礼儀正しく対応した方がいいでしょう。
パスポートを渡す際は防止、サングラス等は外しておいて下さい。
全く愛想の無い人達が対応してくれますが、そこは仕方が無いですね。
荷物の受け取り
入国審査が終われば後は自分の荷物を受け取って空港を出るだけです。
ベルトコンベアーにのって荷物が出てきます。
場所が3つ並んでいるのでNARITAと表示されている所で待ちましょう。
時間がかかるときは1時間くらい待つことがあります。
もし初めての海外旅行で新しいキャリーバッグを買ったばかりだと、遠くから見ても自分のかどうか判断できないこともあるので、自分のキャリーバッグの色、形、大きさははっきり覚えておきましょう。
その上で絶対に間違えないように分かる場所に目印を複数つけておくといいでしょう。← ここかなり重要
私は取っ手の所に薄手のスカーフを巻いているので気付きやすくなっています。
片面だけにシールを貼っているとベルトコンベアーにおく時に、見えない角度になっている可能性があるのでどこからでも見えるようにしておきましょう。
実は私の経験ですが既に複数回使用したバッグでも、はっきりした目印が無い状況だとなかなか発見する事ができないことがありました。
多くの人で込んでいるので遠くから覗き込むような距離でしか確認することができず、
しかも沢山の荷物が流れてくるのでかなり分かりにくいです。
荷物受け取り後
荷物を受け取る前か受け取った後に空港内のトイレに行っておきましょう。
一度空港から出ると再度入ることはできません。
出てからトイレに行こうと思いましたが、セキュリティガードに止められました。
空港の出口から出て直ぐ左側に両替所があるので、私はそこで円をペソに換えています。
2018年12月時点では10000円が4600ペソ位でした。
※時期によっては4200ペソ位だったり、過去成田空港で両替した時は4000ペソ未満だったりしました。
この時にある程度現地のお金を確保しておきましょう。
あまりキャリーバッグを開けたくないですが、お金は財布の中、手持ちかばんの中、そしてキャリーバッグの中に分けておきます。
これでやっと現地の旅が始まります。
フィリピンから日本へ帰国するときの概要、注意点は別の記事でご紹介したいと思います。
この記事を読んでいただいた方が楽しいフィリピン旅行を経験できることを願っています。