フィリピンで気をつけなければいけない犯罪 6選

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最初に

フィリピンは自然も綺麗で食べ物も美味しく人間も明るいとても魅力的な国です。

しかしフィリピンで良い所も悪い所も含めて真っ先に思い浮かぶイメージは治安の悪さだと思います。

私自身は何十回もフィリピンに行っていますが、特別危険な目にあったことはありません。

私にとってフィリピンは第二の故郷であり愛すべき国ですが、
それでもフィリピンは安全だよとは言い切れません。

これから紹介する内容はそんなの分かってるよとかそんなの稀でしょ?と感じるかもしれません。

ただこういったことはフィリピンでは普通に起こりえます。

まずは予防の意味でもしっかり読んで欲しい内容です。

もちろんここに書いてあること以外にも十分に気をつけてくださいね。

両替詐欺

10万円渡したのに9枚しか無いと言われる。

以前、日本では1000円しか払ってないのに受け取ったレジの人が、
レジの中にお金を入れたあとに10000円払ったと難癖をつけるという手口が横行しました。

そのため受け取った紙幣は最後まで中には入れずに、
レジの上に置くというやり方になりましたね。

フィリピンではその逆です。

こちらが一瞬目を離したすきに1枚抜き取って、その差分をチョロまかします。

この一瞬目を離すというのが、フィリピン(というかどの国でも)命取りになります。

こちらが見ていないのを良いことに事実を捻じ曲げてきます。

相手に渡す前に必ずこちらで枚数を数えている姿を相手に見せてください。

そして相手が数えているときはじっくり見ていてください。

これは嫌味ではなく当然の行為なので是非守ってください。

タクシーのボッタクリ

東南アジアでは交通手段でトラブルになることは良くあります。

まず基本に忠実にメーターを利用してもらいましょう。

フィリピンでは初乗りは40ペソです。

とても安いですね。

但しそのメーターが正確に動作しているか確認してください。

私は一度、超高速で回るボッタクリタクシーに合いました。

留学時にフィリピン人のスタッフと乗っていたときのことです。

フィリピン人がいるから大丈夫ということは全くありません。

乗って直ぐにスタッフが気付いて止めてもらいましたが、
結局は少ししか乗ってないのにメーター通り300ペソ取られました。

もし私一人で乗っていたらその異常なスピードに気付かなかったと思います。

何せ疲れていたので無防備でしたので。。。

相手も嫌なら降りろという態度でした。

確か深夜だったのでそれ以上揉めるのは嫌だったので、
降りて別のタクシーに乗りました。

まぁ運が悪かったのもありますが、気をつけるに越したことはありません。

ちなみに一箇所にずっと止まって客を待っているタクシーは危ないことがあると聞いたことがあります。

タクシーのドライバーは武器を持っていることも多いので、
言いたいことは言ってもいいですが変に刺激しない方がいいでしょう。

私の知人も鉄パイプを持ったドライバーに追いかけられたと言ってました。

あとは目的地に着く前のときは特に注意した方がいいでしょう。

たまに目的地に着いた瞬間にメーターを手動で止めて、
500ペソと言ってくる輩もいます。
(止めたときには既に料金の表示が消えています)

いわゆる目を放した隙にというやつです。

そういうときはちゃんと見てたよと言って正規の料金だけ払いましょう。

但し全く見ていないと反論できないこともあるので注意です。

既に料金の相場を分かっている人はいいですが、
全く知らない人だと言い合いになっても勝つのは難しくなります。

スリ

フィリピンのスリはプロです。

ある意味マジシャンクラスです。

密集している場所は特に注意ですが、モールのように広い場所でも同様に注意が必要です。

まず鞄などの手荷物は必ず身体の前で抱えてください。

多分これは聞いたことがあると思います。

何となく身体の前で抱えるのがかっこ悪いと思って、
後ろで背負う人もいます。

いわゆる見ていない状況なのでスリからすると格好のカモです。

多分近づいてきてガサゴソやってれば気付くだろうと考えると思いますが、
まず気付かないでしょう。

相手はこちらが隙を作るまで何時間でもチャンスを伺っています。

あなたが盗まれたことに気がつくのは大抵ホテルに戻ったあとです。

ファスナーが空いている、もしくはナイフで切られて中を抜き取られていることにやっと気がつきます。

あとはバスやジプニーの中のように密集している場所です。

これは分かると思います。

バスの中で立っているときに気をつけて欲しいことがあります。

バスの通路は狭いですよね。

もしあなたが立っているときに降りる客がいたら、
その狭い通路ですれ違うことになります。

もちろんそういうときは注意が必要ですが、
厄介と言うか腹立つと言うか自分の前と後ろの両方から通ろうとする輩がいます。

例えば2人降りる人がいたら1人はあなたの前を、
もう1人はあなたの後ろを通る感じです。

もちろんその2人はグルです。

少しの間、狭い通路に3人の人間がいることになるので密着することになります。

かなり強引に入ってきてその間に鞄の中身を取られます。

友人はそれでスマホと取られました。

変だなと思いながらも数秒の出来事なので、
気付いたときには相手は既にバスから降りている状況です。

更に悪質なのはナイフで鞄の一部を切って中身を持っていくパターンです。

場合によってはあなたの腕が傷ついてもお構い無しにやる輩もいます。

睡眠強盗

バックパッカーなどの一人旅をする人の被害が多いですが、
2、3人のグループでも同様の被害に合うケースがあります。

一服盛られるパターンです。

これはもの凄く定番のパターンなので気をつけてください。

今現在でも当然のように行われている行為です。

外国人、特に日本人は外国に来ると開放的な気分になります。

日本にいるときは知らない人と話をしたり、
いきなり飲みにいくことは無いと思います。

でも外国に行くと何故かそれも楽しみの一つと感じてしまい、
普段していないことでもしてしまう気分になりがちです。

ビールでも飲めよ、と言って渡されると断れない人もいますし、
楽しく話をして買い物をして時間をかけて最後の飲み屋で
薬を入れられてあとは、、、。
となるケースが多発しています。

変に相手を気にすることなく、まだ信用に値しないときは断るようにしましょう。
※これは日本国内でも同じです。

セットアップ

セットアップは色々なパターンがありますが、いわゆる仕組まれた罠です。

一説には芸人の長井秀和さんもこのセットアップの被害にあったと言われています。

長井さんの話によると最初は現地の日本人とフィリピン人の女性と飲んだだけだったが、
次の日になると警察に呼ばれて被害届が出ていることを告げられたとのことです。

他にも飲み屋のお姉さんと意気投合して楽しく過ごしていたが、
翌日になって訴えられるというケースです。

多くのパターンは現地の女性と日本人および警察でつるんで、
カモとなる人間をハメるやり方です。

カモとなる被害者(特に日本人)は後ろめたく感じたり、
適切に対応できないことから言いなりになるしかないので
非常に悪質な犯罪と言えます。

一般的には男性の下心を利用して罠にかけるやり方のため、
被害者は男性のパターンが多いです。

ホールドアップ

ホールドアップは日本語にすると手を上げろ!です。

警察ではありません。

拳銃強盗です。

遭遇したら絶対に抵抗しないようにしましょう。

一般的には素直に言うことを聞いたら撃たれることは少ないと言われています。

そのかわり抵抗したら100%撃たれます。

そのため外出するときは大金は持ち歩かずに、
ダミーの財布を用意しましょう。

以前ニュースでありましたが、100ペソだけ渡そうとしたら相手が怒って撃たれたという事件がありました。

変に誤魔化すと相手を刺激するだけなので注意しましょう。

私の友達の知人もホールドアップに遭ったことがあります。

ちなみにホールドアップが発生した場所およびその近くは、
何度も発生する可能性が高いです。

現地の人に行かない方が良いと言われた場所は必ず避けるようにしましょう。

最後に

フィリピンに限らずどこにいても犯罪に遭わないように注意する必要があります。

フィリピンは日本に比べると危険が多いと思います。

それにもかかわらず外国に行くと開放的な気分になります。

100%回避することは難しいかもしれませんが、
知っておくだけで防げることは多いので是非覚えておいてください。

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